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Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

●クレヨンしんちゃん

埼玉県春我部市。ここにローン32年の家を持つ野原一家。
父ひろし、妻みさえ、長男しんのすけ、長女ひまわり。 この物語は、愛と、平和と、ローン返済のために日夜戦う野原一家の、波乱万丈な毎日を描く、感動の大河ドラマである・・・

金曜の夜は「ドラえもん」とセットになってしまっている我が家は、まさに「クレしん」ばりの一家です(自慢にはならんな・・・)
家のローンこそ抱えてませんが、家族構成や個々の性格(?!)、オバカでオマセな息子に、5才ちがいの妹。一般的なようでちょっとズレあるオバカな母親に父親・・・。

「オバカ」ってのは決して差別だの何だのという根深い陰湿な問題を含んでいるものではなく、日常生活に必要な「ゆとり」的アソビ心を持っていると申しましょうか・・・。うっ、これ以上論じるとボロが出るのでやめとこ。

さてさて、クレヨンしんちゃんという作品の特性上、当然ながら「ゆるせん」という方も出てくると思われます。すなわち、PTAから毎年ワーストなアニメーションとして目をつけられているこの作品ですから、品がいいか悪いか、結果、子供に対して社会に対して有害か無害かという観点で、ケシカラン、といった視点を持つ方々が当然存在するということですね。

その意見や考えは否定できるもんではありません。乳幼児期の(短期的な)テレビの影響というものは結構大きなものがありましょうから、クレしんを見せることによって、幼児がすぐに言動をまねして心配だ、真似から癖、現実になる、という気持ちはわかるような気もします。(実際、我が息子もオシリまるだしで、必死にぷりぷり踊りなんかしてました)

だから、特に現実と虚構の区別のつきにくい幼児には、親がイカンと判断したなら、見せないのも大切なことでしょう・・・ってのが一応私のスタンスですが、これがマットウに育った小学生以上の子供にも同じ判断をしているというのなら、それは自分の教育に自信がないか、子供を信用していないか・・・じゃないかとも思います。

もちろん、前出の息子も真似をして実に実にくだらない事を言ったり行動したりもしますが、もうそれを硬派よろしく「規制」したり「拒否」したりもできませんし、一時的な遊びゴコロを親の勝手な異次元の観点・視点からどうこう文句を言って悔い改めもどきをしてみたところで、どちらにもプラスになっていかないだろうな~って思います。

クレしんがブームになった頃、やはりこのような話題が週刊誌・ワイドショーで取り上げられていろいろ論じられていたようですが、興味深いことに、クレしんスタッフによる回答的なお話がありました。
それが「エンピツしんちゃん」という、しんのすけたちが生活している世界で放映されていたやたらと下品な(つまりはクレしんのような)アニメの存在です。

これの結論を言ってしまうと、子供はそんなにオバカじゃない、ってもんですけど、この辺の話は傑作選のビデオの収められていると思うので、見てみてください。なを、この「エンピツしんちゃん」は2001年の4月に放映された「エンピツしんちゃん」とは別物ですのでご注意を。

 まぁしかし、私も含めて多くの人たちはそんな小難しいことを考えず、純粋に楽しんでいることと思います。子どもには見せない!と息巻いてる方たちは、クレしんを見て(基本的には見ないか・・・)、とっても気分を害してるかと思うと、私がバカなのか、その方たちのキャパがゆがんでるのか・・・(自分では自分を都合よく解釈します)みなさんはどんなもんでしょうか?!
オバカなキャラばっかりだけど、どいつも憎めないキャラたちです。例えると失礼だけど、愛だの正義だの勇気だの、なんか優等生よろしく無理しちゃったシンボルのアンパンマンより、人間臭くて好き。


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